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面接ドタキャンを減らす連絡設計——熱が冷める前に日程を決める

面接の当日になって連絡が取れない——応募者のドタキャンや音信不通に悩む会社は少なくありません。結論から言えば、これは応募者のモラルの問題である以上に、応募から面接までの「連絡設計」の問題です。時間が空くほど熱は冷める——この構造を前提に流れを組み直せば、無断キャンセルは減らせます。

ドタキャンは「人柄」より「時間」の問題

応募した瞬間が、応募者の熱量のピークです。そこから返信を待つ間に他社の選考が進み、日常が戻り、熱は少しずつ下がっていきます。応募から面接日までの期間が長いほど、その面接の優先順位は本人の中で後ろへ下がる。ドタキャンの多くは悪意ではなく、「気持ちが離れた相手に断りの連絡を入れる気力が残っていない」状態で起きます。

日程確定までのスピードを最優先に

まず見直したいのは、応募から日程確定までの時間です。「担当者が確認して折り返します」と数日置くのが一番危険です。理想は応募当日、遅くとも翌営業日までに、候補日時を具体的に2〜3個添えて返すこと。「ご都合の良い日はありますか」と丸投げするより、「明日18時か、明後日11時はいかがですか」と選ばせる方が返信の負担が軽く、確定までが速くなります。

前日リマインドは「答えやすい形」で

日程が決まったら、前日に一通リマインドを送ります。型はシンプルで構いません。日時・場所・持ち物・担当者名を再掲し、「難しくなった場合は、この返信で一言だけお知らせください」と逃げ道を添える。ここが肝心で、「キャンセルを伝えても怒られない」空気を先に作っておくと、無断キャンセルが事前連絡に変わるケースが増えます。連絡手段は応募経路に合わせるのが基本で、メールが読まれにくい層にはSMSを使うなど、向き不向きは会社により様々です。

それでも一定数は起きる、という前提で組む

正直に書くと、連絡設計をどれだけ整えても、ドタキャンをゼロにすることはできません。応募のハードルが下がった分、辞退のハードルも下がっているのが今の採用環境で、効果の出方も職種や地域によって差があります。

だからこそ「起きたら困る」ではなく「一定数は起きる」前提で、母集団の量と面接枠に余裕を持たせておくことが、担当者の消耗を防ぎます。一件のキャンセルで採用計画が崩れる状態そのものを、先に解消しておくという考え方です。

まずは直近の応募について、「応募から日程確定まで何時間かかったか」を振り返ってみてください。それだけで自社のボトルネックはかなり見えてきます。AID CRAFTでは、応募対応の初動を仕組み化する採用支援「アツマル」(月5万円〜)も提供していますので、体制づくりまで手が回らない場合は一度ご相談ください。

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順教寺一咲
この記事を書いた人順教寺 一咲(AID CRAFT 代表)AIシステム開発とWeb制作で中小企業を支援。実案件での実践を基に執筆しています。
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