「求人広告にお金をかけたのに応募が来ない」——中小企業の採用で本当によく聞く悩みです。結論から言うと、有料広告を検討する前にやるべきことがあります。無料で掲載できる求人媒体を、複数まとめて使い切ることです。
無料で載せられる場所は意外と多い
ハローワーク、Indeed、求人ボックス、スタンバイ、エンゲージなど、無料で求人を掲載できる面は複数あります。どの媒体から応募が来るかは職種や地域によって様々で、事前に予測するのは正直むずかしいところです。だからこそ、まず無料の掲載面をすべて押さえ、どこから反応があるかを実際に確かめるのが合理的な順番です。
手間の正体は「媒体ごとの原稿調整」
無料といっても、手間がゼロなわけではありません。媒体ごとに入力項目や文字数、写真の扱いが違うため、同じ求人でも原稿を整え直す必要があります。仮に1媒体30分としても、5媒体×3職種なら7時間半。この手間が壁になり、「実は1つの媒体にしか載せていない」という会社も少なくありません。
週次で数字を見て、原稿を直す
掲載して終わり、では効果は出ません。表示数・クリック数・応募数を週に1回確認し、反応の悪い原稿は職種名やタイトル、条件の見せ方を変えてみる。この繰り返しが応募数を左右します。特に検索型の媒体は職種名の書き方ひとつで見つかりやすさが変わるため、直す余地は常に残っています。
広告(ブースト)は反応を見てから
多くの媒体にはクリック課金などの有料オプションがありますが、最初から使う必要はありません。無料掲載で反応が取れている原稿に予算を足すのと、反応ゼロの原稿にお金をかけるのとでは、同じ金額でも結果が変わります。まず無料で「勝てる原稿」を見つけ、伸ばしたい職種にだけ広告を足す。この順番なら広告費の無駄を減らせます。
なお、無料媒体を使い切れば必ず採用できる、というものではありません。職種・地域・待遇によって難易度は大きく変わりますし、有料広告や人材紹介を最初から使うほうが合っているケースもあります。
まずは、自社の求人が今いくつの無料媒体に載っているか数えてみてください。もし1つだけなら、それだけで伸びしろがあります。原稿を整える手間や週次の見直しをどう回すか迷ったら、お気軽にご相談ください。
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